
「ガラスコーティング剤 最強」と検索すると、数多くの商品が出てきます。しかし、本当の意味での 「最強の1本」 は、実は人によって異なります。
なぜなら、
- ▶ 艶や輝きを最優先したい人
- ▶ 硬度や耐久年数を重視
- ▶ 防汚性を求める人
- ▶ 失敗しにくい施工のしやすさを求める人
などの目的で、選ぶべきコーティング剤がまったく違うからです。
本ページでは、 艶・輝き/硬度/耐久性/防汚性/施工しやすさ という主要な判断軸ごとに情報を整理し、 あなたの条件に合った「最強のガラスコーティング剤」が分かります。他社様のコーティング剤も数多くご紹介しています。
「結局、自分にはどれが一番合うのか?」
その答えを、このページで一緒に見つけていきましょう。
※弊社で実際に使用し、効果が高かったものだけを掲載しています
ガラスコーティング剤 最強を条件別に見極める
ガラスコーティング剤を艶・輝き、硬度、耐久性、汚れにくさ、施工のしやすさなどで分け、どのようなガラスコーティング剤が“最強”なのかを項目別でみていきましょう。
艶・輝き重視で選ぶガラスコーティング剤成分
【硬化型】注目すべき2つの成分
車のボディーの艶、輝きをとにかく強くしたい場合は、有機ポリシラザン、またはポリシロキサン系のガラスコーティング剤を選びましょう。
- DIYでも扱いやすい
- 完全無機タイプはプロ用
- 拭き上げ時ムラになりにくい
- 艶と輝き鏡面は最高
- 施工途中でも固まらない
- DIYでミスなく施工可能
水溶性溶剤を使った高濃度ポリシロキサン【硬化型】コーティング剤を実際に施工すると、仕上がりはどう変化するのか、実例ベースで確認したい方はこちらをご覧ください。
硬度で最強のガラスコーティング成分はどれか?
「車のボディを最強の硬いガラスコーティング剤で守りたい!」ならば無機ポリシラザン、またはグラフェン配合のセラミックコーティング剤がおすすめです。
ここではその2つの成分について解説します。
無機ポリシラザンは超高硬度!ただし…
1. 無機ポリシラザン
高分子の二酸化ケイ素(シリカ)+窒化ケイ素結合で硬い皮膜を作る
2. 施工条件によっては
ソーダボトル以上の硬さになることもある
市販品
無機ポリシラザンについては、現時点で一般ユーザーが購入・使用できる市販品がほぼないため、本ページではご紹介を控えます。
※臭いが非常に強いため厳重な保管が必要
驚異の高硬度
強固な結合
安定した「Si-O-Si結合」によって、非常に緻密で強固な構造が形成されます。
驚異の測定値
無機ポリシラザンは特殊装置ナノインデンターによる測定において、高温で焼成されたポリシラザンがガラス瓶以上の硬度を記録しています。
常温でも高性能
高温焼き付けを行わない常温硬化であっても、ガラスの約半分の硬さに達し、圧倒的な耐スリキズ性能を発揮します。
弊社でも常温硬化用の無機ポリシラザンは取り扱っています。ご希望の場合はお問い合わせください。在庫状況によりご提供できない場合も御座います。
※ ナノインデンター:材料の硬さをナノレベルで測定する微小硬度測定装置
- 臭気が強いので強力な換気設備が必要
- 高温焼き付け機が必要
- 初期硬化が早いのでプロの施工技術が求められる
| 特徴 | 無機ポリシラザン | 有機ポリシラザン |
|---|---|---|
| 主成分 | Si, N, H (炭素なし) | Si, N, H に加え、炭素を含む有機官能基 (R) |
| 被膜の種類 | 純粋なガラス被膜 (SiO2, Si3N4) | 有機成分を含むガラス被膜 (アルキルシロキサンなど) |
| 硬度 | 非常に高い (9Hなど) | 高い |
| 耐久性 | 非常に長い (3~5倍) | 無機よりは劣るが、有機コーティング剤の中では高い |
| 耐熱性/耐UV性 | 非常に優れている | 無機よりは劣る |
| 耐薬品性 | 優れている | 無機よりは劣る |
| 柔軟性 | 硬いため割れやすい可能性 | 比較的柔軟性がある |
| 密着性 | 無機物には高いが、有機物(塗装)には劣る場合がある | 有機物(塗装)への密着性に優れる |
| 主な得意分野 | 硬度、耐久性、純粋な光沢と輝き | 柔軟性、塗装への密着性、施工性、深みのある艶 |
| 費用 | 比較的高額(プロショップ) | 無機よりは安価で施工しやすい傾向にあるが、有機系コーティング剤の中では高価な場合も |
グラフェン単体では硬度は上がらない
1. グラフェン
単体で塗布しても硬度は出ない
2. セラミックとの併用
セラミックなどにグラフェン分散液を含有させることで硬度が出る
市販品
現在、セラミックグラフェンコーティング剤(完全硬化系)で、
一般の方が手軽に購入できる製品はありません。
興味がある方は
アダムスポリッシュ
を参考にしてください。
セラミックコーティング剤の強みとグラフェンの関係
セラミックコーティングは、無機質なシリカ(二酸化ケイ素)を主成分とする被膜で、鉛筆硬度9Hとされる高硬度被膜を形成し、耐摩耗性・耐熱性・耐薬品性にも優れています。
450℃という高温に耐える製品もあり、紫外線劣化(黄変や白ボケ)が少なく長期性能を維持できる点も大きな特徴。
グラフェンは「セラミックの強さ」を担う補強材という位置づけです。
| 性能項目 | セラミック被膜の特性 |
|---|---|
| 耐熱性 | 高温に強く、製品によっては約450℃まで耐えられるものがある。 |
| 耐薬品性 | 酸性・アルカリ性の薬品に強く、ケミカル洗浄にも耐性があり。 |
| 防汚性 | 汚れが付着しにくく、付いた場合も比較的落としやすいのが特徴。 |
| 紫外線耐性 | 紫外線による劣化が少なく、長期間性能を維持しやすい被膜です。 |
| 撥水性・滑り性 | 高い撥水性と滑らかな表面を形成し、洗車時の汚れ落ちを助ける。 |
グラフェン=高硬度、というイメージを持たれがちですが、グラフェン単体=キズに強いというわけではありません。
確かにグラフェンは、引っ張り強度においてはダイヤモンド並みとされる非常に優れた素材です。
しかしこれは「引き伸ばす力」に対する強さであり、洗車キズのような摩擦・擦過に対する耐性とは別物です。
実際にコーティングとして高いキズ耐性を得るには、セラミック分子による硬質骨格と、還元型酸化グラフェンによる補強を組み合わせる必要があります。
この2つが一体化してはじめて、実用レベルで驚くほど硬い被膜ができます。
国内の施工店では、世界最大級の認証機関であるSGSの認証を取得した、アダムスポリッシュ(プロ向け)さんのグラフェンセラミックコーティング剤が代表例です。
公称硬度は驚異の10H。これは、グラフェンとセラミックを独自技術で組み合わせた結果といえます。
現在の鉛筆引っかき検査で10Hは、最強に固いガラスコーティング剤ということになります。
グラフェンは熱を素早く分散させる性質があります。ボディの水滴が太陽光で熱せられても、熱を回りに逃がすために一点に熱が集中するのを防ぎ、急激な水分の蒸発を防ぐことができます。 この作用でミネラル分の固着によるウォータースポットの発生を抑制しやすくなります。
※この画像は、弊社で艶出し鏡面用に添加しているグラフェンです。硬度を出す場合は還元型酸化グラフェンを超音波攪拌、及び溶剤脱臭などの工程を経てセラミック基剤と混合します。シラン等にも混合できます。
※参考動画
弊社で実験した単層グラフェン直塗り動画です。単体では硬度は出ませんが、艶と輝きを増強するために使っています。最後は拭き取っていませんが、参考までにご覧ください。
耐久性も含め一押しガラスコーティング剤はコレ!
高濃度
主要ガラスコーティング剤分が85%・耐久5年
プロ用
全国のガラスコーティングショップでの採用率が非常に高い
市販品
▶ハイテクX1ボディーコート剤-8500
※少量タイプもあるので必要量に応じた製品を確認してください。
油溶剤硬化型ガラスコーティング剤の中で、耐久性を含め、超撥水、深い艶も併せて求めるなら、クリスタルプロセスさんのハイテクX1ボディーコート剤-8500がおすすめです。基剤濃度85%で通常塗布できるよう改良されているところがスゴイ!
ガラスコーティング剤の耐久性(実際の寿命)は液剤の性能スペック以上に、施工後、車の保管環境やメンテナンス頻度(洗車含む)に大きく左右されます。
たとえ耐久年数3年を謳うコーティング剤を施工しても、下記のようなことで「塗ってまだ1年だけど皮膜が落ちたのか?」なんてことは多々起こります。
- 長期間洗車をしないことによる汚れの蓄積(泥、黄砂、花粉、鳥フン)
- 井戸水の多用
- ボディをタイヤブラシで洗う
- 研磨剤入りのシャンプーでの洗車
- 強力なケミカル剤の多用
- 塩害・雪害、高温低温などの気候条件
弊社では約3年前に画像のステップワゴンに「ハイテクX1ボディーコート剤-8500」を耐久性確認のために実験施工。施工後の車の保管状況は青空駐車。
軽度のウォータースポット除去のためWポリッシャーで研磨すること5回程。皮膜感が薄くなった感じもなく、極上の艶感を今でも維持しています。
※耐久性、艶感の残りは抜群。プロショップ採用率の高さも頷けます。
弊社の実験では、硬化型ガラスコーティング剤の多くは(気温30℃/湿度70%以上)では、塗布直後から急激に硬化が始まる様子を弊社でも確認しています。
基剤濃度85%のハイテクX1ボディーコート剤-8500を施工する場合は、(気温30℃/湿度70%)以下の環境で作業を行ったほうが「あっ、もう拭き取れなくなった!」というミスを減らせます。
汚れにくさで選ぶ最強のガラスコーティング剤
「高いコーティング剤を選べば汚れない」と思い込むのは、少し早計です。
意外かもしれませんが、本物のガラスに近い無機質な皮膜を作る高級な硬化型ほど、実はウォータースポットが固着しやすいという側面があるんです。
せっかく綺麗にしたのにシミだらけ……なんて悲しいですよね。
では、汚れを寄せ付けないコーティングには一体どんな秘密があるのでしょうか?その仕組みはどうなっているのか。
ここからは、汚れにくさを追求したコーティング剤についてみていきます。
スムースエッグ ハイドロフラッシュが汚れに強い理由
スムースエッグ ハイドロフラッシュの大きな特長は、美容分野の角質洗浄を応用した「ハイドロピーリング効果」です。
仕組みはシンプル、水が汚れとコーティング面の間にスッと入り込み、汚れを浮かせたまま丸ごと洗い流すセルフクリーニングタイプ。
ただ、トラフィックフィルム(排気ガス汚れ・油分・アスファルト微粒子)など、強力な定着汚れは落ちません。※耐久性は約1か月なので、定期的な施工がおすすめ。
※簡易型コーティング剤のため定期的な施工が必要
ガソリンスタンドの洗車機メニュー、料金やコーティングのツヤ・耐久性などを比較して解説しています。
→ ガソリンスタンド洗車機のメニュー料金(エネオス・コスモ・アポロ)
洗車頻度については下記をご覧ください。
→ 洗車頻度の正解をプロが本音で解説|黒・白・コーティング車・季節・駐車環境別まとめ
施工(DIY)しやすさで選ぶガラスコーティング剤
DIYでガラスコーティングを施工する際に最も起こりやすい失敗は、液剤の拭き取り不足による硬化ムラです。
拭き残しがそのまま硬化すると、部分的な白濁やギラつきが残り、強力なポリッシャーなどで研磨除去しなければなりません。
初心者ほど、このリスクを前提に製品選びを考える必要があります。どんな硬化型ガラスコーティングが施工しやすいのか?どんな成分が添加されていれば施工ミスが減るのか?じっくり考えていきましょう。

フッ素修飾系成分が施工ミスを減らす理由
まず硬化型ガラスコーティング剤を選ぶ際は、成分表示をよく確認し、特に初心者の場合は「フッ素樹脂」、「フッ素系化合物」と記載されているものを選びましょう。
これらのフッ素系成分が含有されていることで表面の滑り性が大きく向上し、拭き取り時の抵抗が減ることで、余剰成分の拭き残しやムラが発生しにくくなります。

水溶性溶剤の硬化型はDIY施工の難易度を大きく下げる
一般的な硬化型ガラスコーティング剤は、アルコール系や炭化水素系溶剤が使われることが多く、塗布後すぐに(数十秒~数分)揮発が始まり、短時間で皮膜が固まり始めます。
一方、水溶性溶剤を使った硬化型ガラスコーティング剤では、溶剤の揮発が非常にゆっくり進みます。
車全体に塗布してしばらく放置しても急激に固まらず、その間にガラス成分がボディへ定着していきます。余剰成分は表面に浮き出てくるため、最終的にはその余剰成分を水洗いで落とすだけという施工方法が可能になり、DIY施工でも失敗することなし。

強撥水で選ぶならキラサクがおすすめ
撥水でコーティング剤を選ぶならキラサク(ガラス系コーティング剤)を推薦します。とても強撥水で水玉コロコロと気持ちよく流れていきます。おまけに艶もピカイチ!簡易系ですが2~3か月は強撥水が持続します。

弊社でも様々なコーティング剤を施工してきましたが、結局、どんなに撥水がスゴイ硬化系のガラスコーティング剤でも、数か月で撥水は徐々に落ちていきます。これは事実。
年単位で続くものはほとんどありません。実際、多くのコーティング専門店がメンテナンスキットに撥水系コート剤などを入れているくらいです。
これは裏を返せば、撥水性能は時間の経過とともに早めに低下することを前提としているということです。
なので、施工直後の水弾きがいつまでも続くと期待するのではなく、「撥水が落ちたな~」と感じたら、定期的に簡易コーティング剤で撥水を補いましょう。
プロが親水系を選ぶことが多い
プロが自分の車にガラスコーティング剤を施工する際、実際に親水系を選ぶケースが多く見られます。私の回りでは体感的に70%前後が親水寄りという印象。
その理由は明確で、水が面で広がって流れやすく、水滴が点状に残りにくいからです。結果としてウォータースポットの発生を少なくできる。
特に撥水のコーティング剤を施工してある黒い車はウォータースポットができると、除去の際に研磨による傷ができやすく、「除去したいのに傷がついてしまう」というジレンマに陥りやすいです。
さらに、レジンや他のコーティング剤などを重ねる多層施工でも液剤を弾きにくく、均一に塗布しやすいという面もあります。
一方、一般ユーザーは撥水系を好む傾向があります。水玉が転がる見た目は分かりやすく、「弾いてる~効果が出てる~」と実感しやすいからです。ただし、水滴が残りやすく、環境によっては水ジミができやすい側面もあります。

ガラス系コーティング剤おすすめ一覧
本一覧は市販されているガラス系コーティング剤を、公開情報に基づき並列表示しています。
汚れの固着を防ぐため、施工後は水洗いだけで簡単なメンテナンスが可能
濡れたボディにも仕様可能。ひと拭きで効果が実感できる高い艶感とコーティングによる滑りを与え、使うほどに感動を覚える仕上がり。
紫外線吸収剤が配合されており、紫外線による劣化を防ぎ、ツヤや効果を長持ちさせる。
高純度ガラスエレメントとキズ消し成分(ケイ素系高分子化合物)が配合。微細なキズを埋めて塗装面を平滑にし、鏡のように映り込む深いツヤを実現。
高輝度被膜成分を高濃度配合ににより、新車のような輝きをもたらす。使えば使うほど光沢が増し、つるつるのボディに。
驚異の滑り、深いツヤ、高い撥水性、そして耐久性を実現したガラス系コーティング剤。
「ハイドロピーリング効果」で、「雨ジミ」の固着を防止する新発想の疎水性コーティング剤
高撥水成分MQレジンと反応性ガラス系成分R・G・Cの効果により、洗車機に15回以上連続で通しても撥水性が持続するという試験結果あり。
耐久性の高い保護層は、施工面とWハイブリッドポリマー層を強固に結びつけることで実現。
3次元ガラス骨格構造のシリコーンレジンをベースに、新しいフッ素樹脂を配合した進化形コーティング剤。
硬化型ガラスコーティング剤おすすめ一覧
本一覧は市販されている硬化型ガラスコーティング剤を、公開情報に基づき並列表示しています。
