
今やワコーズさんのバリアスコートは大人気の車用簡易ガラス系コーティング剤だが、一部では塗装に悪いなどの意見を目にすることがある。
なぜそのように言われるのか?このページではバリアスコートが塗装に悪いと言われる理由。またその誤解を解きながら、使用方法、口コミ・評判、激艶を出す裏技など幅広くお役に立つ情報を網羅してお伝えします。
・バリアスコートが塗装に悪いと言われる理由
・塗装に悪いと言われる誤解を解く
・新車への施工、各パーツへの施工、ムラ取、メンテナンス方法
・ここだけ、バリアスコートと〇〇で激艶を出す裏技
バリアスコート塗装に悪いのは本当か?
・数年間・数十台の車に実験でバリアスコートを使っているが・・
・現(A142)バリアスコートは塗装に悪くない
・コーティング剤に用いられる炭化水素系溶剤とは?
・バリアスコート メリット デメリット
・新車に施工しても大丈夫?
・未塗装樹脂への施工とその効果
・濡れたままのボディー 使い方
・塗りムラの落とし方
・ヘッドライトへの施工
・バリアスコートの耐久性
・バリアスコートの裏技(動画)!極艶を出す重ね塗り方法
数年間・数十台の車に実験でバリアスコートを使っているが・・

弊社では、ギガクリスタルMK-10Hという硬化型ガラスコーティング剤を販売している関係上、購入者から「市販の上塗りコーティング剤はなにがいいですか?」というメールが数多く届くんですよ。
特に上塗り剤は必要ないのですが、車のコーティング好きな方は何かを塗らないと落ち着かないという方が多いんですよね。その気持ちよ~くわかります。私も素人のときはそうでしたから。
たぶんもっと艶を!もっと輝きを!という想いだと思います。
その場合ですが、バリアスコート、またはプレクサスとお答えしています。
もちろんお客様に上塗り剤(TOPコート)としておすすめする前に塗布実験を行っています。
現在まで何十台という車に塗布実験してきましたが、塗装のトラブルやパーツへの悪影響などひとつも発生しませんでした。なのでバリアスコートは安心して使えるコーティング剤です。
現(A142)バリアスコートは塗装に悪くない
バリアスコートには旧型(A141)と現在の(A142)という型番の製品があります。
バリアスコートが塗装に悪いと言われる理由を私なりに探ってみたのですが、たぶん旧型の(A141)という製品に含まれている「石油ナフサ」がその原因かと・・。
石油ナフサとは粗製ガソリンと言われ、その昔、今のレギュラー・ハイオクガソリンが登場する前に車の燃料として使われていたものです。

この”ガソリン”という成分名から、一部で「車の塗装が溶けてしまうのでは?」と考えた人がいたということは想像に難くありません。
ですが、私も旧型(A141)のバリアスコートを使っていましたが、一度も車のボディ(塗装)やパーツにトラブルが起きたことはありません。
新型のバリアスコート(A142)ですが、炭化水素系溶剤、ケイ素化合物を新たに配合しているようです。
溶剤等の分析で、もしSDS(安全データシート)を取り寄せて成分を調べても、すべてを記述する必要がない上に企業秘密の部分もあるので一読しただけでは確実なことは言えませんが、ラベルには炭化水素系溶剤を採用していると記載があるので、バリアスコートは硬化系ではないが更にロングライフなしっかりとしたガラス系コーティング剤に仕上げてきているようです。
コーティング剤に用いられる炭化水素系溶剤とは?

■炭化水素系溶剤の種類
飽和炭化水素とも呼ばれ、CnH2n+2の一般式を持ちます。蒸発速度が比較的遅いため、ゆっくりと乾燥させたい場合に用いられます。
不飽和炭化水素で、CnH2nの一般式を持ち、一つ以上の二重結合を含みます。反応性が高く、硬化剤としての役割を果たすことがあります。
※不飽和炭化水素には、アルケン(二重結合を持つ)とアルキン(三重結合を持つ)が含まれます。
ベンゼン環を含む炭化水素で、溶解力が強く、多くの化学物質を溶かす能力があります。しかし、揮発性が高く、健康への影響が懸念されるため、使用量には注意が必要です。
弊社も使用している「アイソパーG」

■炭化水素系溶剤の効果
炭化水素系溶剤はコーティング剤の粘度を調整し、塗布しやすくする効果があります。また、コーティング剤の乾燥時間をコントロールして均一な膜を形成するのを補助します。さらに、塗装面の清浄作用もあり、塗装前の脱脂や清掃にも使用されます。
■車のコーティング剤に用いられる炭化水素系溶剤
車のガラスコーティング剤には、主にアロマティック系の溶剤が用いられます。これは、その強力な溶解力によりコーティング剤の成分を均一に混合し、塗布時に滑らかな仕上がりを実現するためです。しかし、揮発性有機化合物(VOC)として環境への影響や作業者の健康へのリスクも考慮する必要があります。最近では環境および健康への影響を考慮し、アロマティック系よりも安全なアルカン系や特定のアルケン系溶剤が選ばれる傾向にあります。
バリアスコートのメリット・デメリット
バリアスコートのメリットは、
・艶感が想像以上にスゴイ
・施工が簡単
・ガラスを除く、ボディ・樹脂パーツ・プラスチック・ゴム・メッキなどに施工できる
・耐久性が高くロングライフ約6か月
・他のコーティング剤との重ね塗りが可能
・乾式、湿式施工どちらでもOK
・車以外のバイクのタンク、ゴルフクラブ、スマホ、トイレの便器・・などにも塗れる
・簡易な汚れなら吹き付け、つけ置き(短い時間)で汚れ落としができる(実体験)
バリアスコートのデメリットは、
・臭いが強い
・ムラができやすい
・キズ防止効果は薄い(硬度は高くない)
・価格が少し高め
ムラ取りの方法についてはあとで詳しく紹介しています。
新車に施工しても大丈夫?
バリアスコートを新車に塗って大丈夫か?ということですが、まったく問題ないと思います。
次の画像は新車で購入したホンダグレイスに、現在までバリアスコートだけを施工されている方のお車の状態です。塗装に悪いどころか、6年くらい経過しているということから考えても素晴らしいツヤと映り込みですよね。

ただ、新車の場合は注意が必要です。
メーカーや車種、塗料の種類にもよりますが、車が工場で塗装されてからボディに完全定着(安定)するまで2週間ほどかかるものがあると言われています。
この期間はまだ塗装が柔らかい状態なので、強い溶剤を含むものがボディに付着すると塗装に悪影響がある場合があるということ。(現在はほとんどないですが)
ディーラーもオプションで新車コーティングをしているので問題はないと思いますが、バリアスコートは塗装に悪いという観念がぬぐい切れない方は、2週間程度は洗車でボディーをキレイすることをおすすめします。
未塗装樹脂への施工とその効果
バリアスコートは未塗装樹脂パーツにもコーティング効果があります。
ハリアーの樹脂部にバリアスコートを施工してみました。特に洗車以外の下処理はしていません。中央より左側がバリアスコートを施工した部分です。

ギンギンに黒艶復活!!とまではいきませんが、未施工の白ボケした右側と比較しても自然な艶が出ていますよねっ。
もっと艶を深くしたい場合には、表面の白ボケ部分を除去して下地の黒い艶を出さなければならないので、メラミンスポンジで樹脂部を水研ぎしてからバリアスコートを塗りましょう。この時の注意点はメラミンスポンジでボディを擦ると簡単にクリア塗装に磨きキズが入ってしまうので、樹脂部に近いボディの部分にはマスキングテープで養生をするのがおすすめ。
樹脂部が取り付けられている部分にもよりますが、特に画像のようにサイドの下の部分は、タイヤがはね上げた小砂利や水が当たり続けますので当然耐久期間は短くなります。洗車ごとのプチメンテでバリアスコートを補充したほうが良いですね。
また、樹脂部の汚れを除去するのにコンパウンドを使用するのは厳禁です。樹脂部専用ならよいのですが、ボディ用のコンパウンドは樹脂部のミクロの隙間に入り込み、逆に白さが目立ってしまったなんてことがあります。使用する場合にはコンパウンドの使用用途をよく確認してください。
濡れたままのボディーへの塗り方
洗車後の濡れたままのボディにバリアスコートを施工する際は、以下の点を念頭に作業しましょう。
・吹き付け量を少し多めにする
・ムラチェックは乾式と同じでよく確認する
バリアスコートを湿式施工(本施工)するメリットは、コーティングと同時に水滴も拭き上げられる。作業時間の短縮。ムラが乾式よりできずらいなどあります。
逆にデメリットは吹き付け量が少ないとコーティングの性能が落ちる可能性があります。なので乾式よりも少し多めに(1.5倍ほどを目安に)バリアスコートを吹き付けて施工しましょう。
本来、簡易コーティング剤の湿式施工は、コーティング本施工後に洗車をした後のメンテナンス的な施工方法という位置づけです。
バリアスコートなら本施工は乾式で施工してしっかり定着させ、洗車をした後にメンテ感覚で湿式でコーティングします。この場合は吹き付け量は通常(本施工)の半分以下で十分でしょう。
塗りムラの落とし方
バリアスコートに限らず、簡易コーティング剤の欠点は拭きムラです。このムラが太陽光などを受けてキラキラ反射し、他人から見ると如何にもなにか塗ったなって感じがわかってしまってイヤですよね~。
最近ではムラが発生しずらい簡易コーティング剤も出てきていますが、まず全然ムラができないというものはありません。ここでは、すべての簡易コーティングで通用するムラ取りの方法をお伝えします。
さて、皆さんは通常ドア1枚コーティングしたらその都度ムラがないように拭き上げていませんか?
それも、ほとんどの方は1枚のマイクロファイバータオルで塗り込み、ふき取りをしている。
塗り込みをしたタオルには当然バリアスコート(他のコーティング剤でも同じ)が吸収されており、そのタオルでムラを取ろうとしても、再度バリアスコートを塗っているようなものでムラを取ることはできませんよねっ。拭く面を変えても1枚のタオルでは限界があります。
まずコーティング剤を塗る際に、拭き取りムラを気にせずに一気に塗っていきます。ムラは最後に取る!くらいの感じでボディに塗っていきましょう。全体に塗り終わったら少し時間をおきます。
簡易コーティング剤のムラというのは、コーティング成分と余剰成分が固まったものです。拭き上げでコーティング成分と余剰成分が取れた部分は綺麗に仕上がり、残った部分はムラとなって残るということです。
塗り終わり後10分ほど放置すると余剰成分(ムラ)が浮き上がってきます。
これを乾いたタオルで”ムラが取れない~”とゴシゴシ拭き上げてしまうと、ボディーに拭きキズを付けることとなり本末転倒です。取れるわけないんです、乾燥して固着しているのですから。
さて、ムラを取るには水を固く絞ったマイクロファイバータオルと、キレイな乾いたマイクロファイバータオルの2枚を用意します。

ムラのふき取りは部分作業(施工)で行います。部分作業とは、たとえばドアパネルならその狭い範囲を部分的に作業完了させて、次のパーツのドア、ルーフ、ボンネット・・などに移っていくということ。
最初に濡れたマイクロファイバータオル(少し水分が多い方がよい)でムラを拭きます。これで乾燥固着している部分が水分で柔らかくなります。その後すぐに乾いたマイクロファイバータオルで乾拭きします。
ほとんどの簡易系コーティング剤はこの作業でムラを取ることが可能です。
バリアスコートは溶剤成分の揮発速度が速いので、初期塗布の段階でムラを完全に除去しようと思わない方が賢明です。
バリアスコートの紫外線保護効果は?ヘッドライトへの施工
私が行っている方法ですが、バリアスコートをヘッドライトに施工するときにおすすめの方法は、吹き付けた後にすぐに拭き取らず数分間つけ置きすることです。

その理由ですが、バリアスコートには洗浄成分が含まれており、つけ置き(数分)することでヘッドライトに付着した汚れを落としやすくします。少量吹き付けてすぐに拭き取るような施工方法では汚れ落とし効果は低減するでしょう。
ヘッドライトに使われているポリカーボネートは、その透明性と衝撃に強い性質からライトのカバー材料として広く利用されています。ところが紫外線(UV)に長時間さらされると化学構造が変化して黄ばみが発生します。
紫外線による影響でポリカーボネートの分子鎖が断裂し、オキシダントが形成されます。これが黄変の原因となり、さらには表面の劣化や曇りを引き起こすことがあります。また、紫外線の影響によりポリカーボネート内の添加剤が分解され、これも黄変を促進する原因になりえます。
ところでバリアスコートのパッケージ表示を見ると、紫外線(UV)保護剤の表記が見あたらないので、バリアスコート自体には紫外線からの保護効果はないようです。通常、UVカット効果のあるコーティング剤には、「紫外線吸収剤」「紫外線発散剤」のどちらかが使われます。
そこで紫外線対策ですが、「コーティング化された紫外線吸収剤」という製品があります。2024年02月現在、Amazonで販売されていますのでこれを使います。

紫外線吸収剤の塗り方は簡単!適量をマイクロファイバータオルで塗り込み、数分時間を置いてから拭き取るだけです。おすすめの方法は、紫外線吸収剤を塗布した直後にバリアスコートを吹き付けて拭き上げる方法です。これで液剤が混ざり合うことでUVカット版バリアスコートの完成です。
ご紹介するにあたり紫外線チェックシートで試しましたが、バッチリUVカットもOK。
※白い線の中央より右側に施工。左側は未施工。紫外線に反応した部分が青く変色する。

バリアスコートの耐久性
バリアスコートの耐久性(コーティング効果持続期間)は公式で最長6か月とされています。
「最長」という表記から、車の保管状況、洗車の頻度とその方法、車の使用頻度、地域性(温暖・極寒)・・など、様々な状況で耐久期間は変化します。私の肌感ですが、バリアスコートのコート性能が完全に保たれているのは約3~4か月ほどだと思います。
ただ、洗車1~2回ごとにバリアスコートをプチメンテで湿式施工しておけば、ほぼ初期の艶、ガラス感、撥水を維持できるので、耐久期間はあまり気にしなくてもよいように感じます。
バリアスコートの裏技(動画)!極艶を出す重ね塗り方法
簡易系ガラスコーティングは数種類を重ね塗りすることで、単品施工した時には得られない極艶、爆ツヤを出すことができます。
詳しくは動画をご覧いただければわかりますが、現在、入手困難なコーティング剤も使っていますので、その代替品もお伝えしておきます。
動画の中で使用しているコーティング剤は次の3品。
・バリアスコート
・プレクサス
・シーラント
この中でシーラントは使わなくてもいいです。使用するのはバリアスコートとプレクサス。
ですが、プレクサスは今入手できない状況なので、代替品としてプロスタッフさんのX-MAL1(エックスマールワン)を使ってください。
・1番目にバリアスコート
・2番目にエックスマールワン

バリアスコートの上にエックスマールワンを施工する理由ですが、エックスマールワンのほうが撥水力が上だからです。(※個人の感想です)
過去に様々な簡易コーティング剤の重ね塗りを試してきました。各々のコーティング剤でガラス感、ヌルテカ感、艶感、光沢などが異なります。
この質感の違うコーティング剤の相乗作用が見せる極艶感を動画でご確認ください。
更に弊社のギガクリスタルMK-10Hをメインに施工しておけば、体験したことにない艶感をご体感いただけますよ。
バリアスコートが塗装に悪いといわれる理由

・ガラスコーティングとの相性
・バリアスコートの口コミ評判、使用者の共通の声
・ドンキホーテで売ってるか
ガラスコーティングとの相性
私はコーティング剤のプロとして今までバリアスコートを使っていろいろ実験をしてきましたが、バリアスコートが塗装に悪いと感じたことは一度もありません。
そこでWEBサイトやSNSでそれらしい情報をあさりまくったのですが、数件、バリアスコートが塗装に悪いという書き込みを見つけました。それらを要約してみると・・・
塗装が劣化してきたので保護のためにバリアスコートを施工したら余計酷くなった
そりゃそうですよ。塗装が劣化しているということは、クリア層も剥がれるような状態になっていると思うので、そこにコーティング剤を吹き付ければ傷から液剤が入り込んで、余計に塗装を剥がれやすくするなど悪影響があります。こんな場合は全塗装(オールペン)ですね。
硬化型ガラスコーティングをした直後に、犠牲皮膜のためにバリアスコートを施工したら少し曇った
これも絶対やってはいけないことです。
まず犠牲皮膜が塗れる状態になるには、硬化型ガラスコーティング剤がタックフリー(指触可能)にならなければダメです。施工直後はコーティング剤がまわりの湿気(水分)を取り込みながら硬化しようとしている状態です。この時にバリアスコート(他のコーティング剤も)を吹き付ければ一緒に取り込まれてしまい、そのまま硬化して曇る原因にもなってしまいます。
硬化型ガラスコーティング剤のタックフリー時間はものにもよりますが、最低でも塗布直後から2時間は自然乾燥時間が必要です。
業者コーティングをした上にバリアスコートを塗ったらWAXのような艶感になった
これは何と言ったらよいのか?私も弊社のギガクリスタルを施工して、完全硬化後にバリアスコートを施工したことは何回もあります。確かにヌルッと感は増しますが、ガラスコーティング剤のパリッとした感じと相まって最高の見た目になります。これはこの方の主観でしょうね。
こうみてきますと、バリアスコートが塗装に悪いという意見よりは、その使い方や元の車の状態などが影響していると思われます。
とにかく使用方法を間違わなければバリアスコートが塗装に悪いということはありませんし、逆に重ね塗りなどを適切に行えば相乗効果で極上のボディになります。よって、硬化型のガラスコーティング剤が完全に硬化していれば相性もバッチリなコーティング剤です。
最後に私の主観ですが、バリアスコートは簡易ガラス系コーティング剤の中でNo.1に値してもおかしくない商品だと思います。
バリアスコートの口コミ評判、使用者の共通の声
ここでは、バリアスコートを使っているユーザーの口コミ、評判を多い順からまとめてみました。口コミ収集に使用したのはAmazon・楽天・Yahooショッピング、モノタロウなどの大手ショッピングサイトです。
多数のユーザーがバリアスコートの施工簡易性を高く評価しています。特に、濡れたボディにも使用でき、短時間で光沢ある仕上がりを実現できる点が好評です。
耐久性とコストパフォーマンスのバランスに関して、リピーターが続出している様子。最長6ヶ月持続するとのことで、価格以上(4,000円台)の価値があるとの口コミが目立ちます。
撥水効果に関しては、ユーザーからの肯定的な評価が多数。特に新型バリアスコートは、その性能がさらに向上して撥水期間が長くなったと感じている人が多いようです。
マット塗装から光沢ある車の塗装、バイク、スクーター、自転車、ホイール、ゴムパーツまで、幅広い材質に対応できる汎用性の高さが高評価です。また、ゴルフクラブやスマホなど家庭用品にも施工できるので、ユーザーはこの多目的利用の可能性を特に気に入っているようです。
黒や濃色のボディに使用した際の深みある艶出し効果が好評。再塗装車にも効果的で、細かなキズを目立たなくさせる効果に満足する声が多くあります。少し大きめなキズは隠せないという評価も。
価格の上昇については否定的な意見も見られます。以前はもっと手頃(3,000円台)だったが、現在(4,000円台)は少々高価に感じるという声があります。ただこの物価高で原料調達の大変さに納得しているユーザーもちらほら。
施工後のボディのツルツル感と触り心地に対する満足度が高い。手触りだけでなく、埃の付きにくさにも影響を与えるという評価が多数ありました。
新型バリアスコートへの切り替え後、改善されたガラス感、光沢、さらには撥水性に対する好意的な口コミが多い。特に拭き伸ばしの良さと石油系の刺激臭低減も高評価を受けています。
フロントガラスに使用した場合の効果については、否定的な意見が数多く見られます。フロントガラスへの使用は推奨されず、ガラス類に使用した際の問題点を指摘する声もあります。
ドンキホーテで売ってるか
バリアスコートがドンキホーテで販売しているか電話して聞いてみました。現在はメガドンキ(MEGAドンキ)でもバリアスコートの取り扱いはしていないようです。
購入できるのは、実店舗ならオートバックス、イエローハット。ネットならAmazon、楽天市場、Yahooショッピング、モノタロウなどです。
最安値も調べてみました。
※2024年02月20日現在の価格
・楽天市場/3,982+770円(送料)=4,752円
・Yahooショッピング/送料込み=4,600円
・Amazon/送料込み=4,400円
・モノタロウ(事業者用)/送料不明=4,884円
・オートバックスweb/送料無料=4,884円
バリアスコート塗装に悪いのまとめ
- バリアスコート(新型142)は塗装に悪くない
- 炭化水素系溶剤を採用し、施工性、艶感、安全性が大幅に向上
- 価格が4,000円台と少し高めの設定になっている
- バリアスコートは新車に施工してもまったく問題なし
- 未塗装樹脂、プラスチック、ゴムパーツにも施工OK
- 少々、ムラはできやすいが湿式施工できるので利便性は◎
- バリアスコートは紫外線(UV)保護効果はない
- 拭きムラは濡れたタオルで拭き上げることで簡単に落とせる
- バリアスコートと他品のコーティング剤重ね塗りで極艶にできる
- 耐久性は公式発表で最長6か月。車の保管、メンテナンス状況で変わる
- バリアスコートが塗装に悪いと言われる理由はユーザーの利用方法の誤り
- ドン・キホーテでは(2024年02月20日現在)販売されていない
- 口コミ、評判は90%以上が高評価